2017-05-25 第193回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
例えば、例外的に世界中でリテールバンキングを展開していたシティバンクですとかHSBCが日本のみならず多くの国の個人向け金融業務から撤退したのは、御存じの方が多いことだろうというふうに思います。 その日本の個人金融部門の特徴ですけれど、これは一にも二にも消費者が銀行を信頼しているということではないかと思います。
例えば、例外的に世界中でリテールバンキングを展開していたシティバンクですとかHSBCが日本のみならず多くの国の個人向け金融業務から撤退したのは、御存じの方が多いことだろうというふうに思います。 その日本の個人金融部門の特徴ですけれど、これは一にも二にも消費者が銀行を信頼しているということではないかと思います。
日本では、現在、排除するのではなくて、お金持ちあるいは中産階級以上を優遇するという形で差別化が進行中でございますけれども、国際競争の中でリテールバンキングというのは八割のお客様が常に赤字なんです。これは不思議なニッパチのルールというのがございまして、二割しかもうからない、その収益を八割の人に回すことによって成り立っているというのが、国際的なリテールバンキングの経験則でございます。
リテールバンキングをつくればいいんです。 ところが、今、鳩山大臣はそうおっしゃいますけれども、それこそ二〇一〇年には株式上場を目指してばんばんやっているわけです。上場の目的というのは企業価値を高めるためでしょう。買収防衛措置も何もなしに、ただただとにかく株を売ろうとやったら、それは国民から遠いところになってしまうということを申し上げておきたいと思います。
金融ビッグバンによって金融機関の間の競争が激化し、利益追求のためのいわゆるリテールバンキング戦略の下、顧客を選別し、富裕層を囲い込み、手数料ばかり掛かるとの理由で小口預金者が切り捨てられようとしています。これまでは小口預金者を対象にしてきた郵貯を株式会社にすれば、一層これに拍車が掛かる懸念があります。 そこで、金融大臣に伺いますが、金融排除について、どういうことでしょうか、どうお考えですか。
それから、リテールバンキングとか何かいろいろおっしゃっていますけれども、いや、それではやっぱり商売にならない、やっぱりメガバンク並みの普通の商売やろうと思うかもしれないんです。それ否定できないんです。 そういうときに、この先ほどのパネルから出ているところの郵便局に対する代理店契約なんというのは本当に数が絞られて、それから委託料も本当に小さいものになる可能性があるんです。
○田尻参考人 金融システムの中でも、小口、個人を対象といたしますリテールバンキングサービスというのは、基本的にもうからないビジネスというのが国際的常識でございます。つまり、八割のお客は必ず赤字、二割のお客から得た利益で何とか支えているというのが商業銀行における国際的な常識でございます。
二〇対八〇という法則がリテールバンキングでありまして、全体の顧客の二〇%が全体の収益の八〇%を稼ぐ、これに対応するのが金融排除のやり方でございます。これが、新しく民営化されますと、こういうものも実行可能になってくるという問題があることを指摘しておきたいと思います。 時間がありませんので、あとは指摘にとどめますけれども、商品性もそうですね。無審査の簡易保険というものがなくなるんです。
リテールバンキングのあり方として、オーバーバンキングどころではなくて、銀行の数が足りないんじゃないか、支店の数が足りないんじゃないか。 例えばロイヤル・バンク・オブ・スコットランドがナットウエストを買収しまして、千五百の支店をほとんど残したんですよね。日本の場合はぐうっと凝縮、スリム化する。
現在は、それを、リテールバンキングとか、あるいは中小企業向け融資をふやすというような形で多分努力をされているだろうというふうに思います。ただ、貸し渋り、貸しはがし、いろいろさまざまな経験を経て、中小企業の社長さんも、お金を借りに行くということに非常に勇気が要るという面もあるようでございます。
ただ、一部に指摘されていることは、こうした外から迎え入れられた方は、りそな銀行、「りそな」の中核業務として考えているリテールバンキングについては必ずしも専門家ではないのではないか。そうすると、果たしてどこまでこれからの経営の実務について影響力を発揮することができるのかというようなことを危ぶむ声もございます。
それと、これからはリテールバンキングをふやしていくということを言っております。三番目の柱は、インベストメントバンキング。この三つの柱を調和して日本の中のいい銀行、日本のいい銀行にしようということを八城社長は言っておりますし、それに対して我々も共感しております。
これから特にリテールバンキングとして生きていくには、お客様にいかに喜んでいただくか。したがいまして、この手数料等あるいはATM・CDの稼働時間等も、いろいろな競争の中でより安く、より長くというような方向へいくだろうというふうに予想されます。
経済社会が非常に急速に変化しておる中で、私ども銀行が、特にリテールバンキングの分野でお客様のニーズに十分こたえておるのかということを率直に考えをして、まだまだいろいろな課題が多いのではないかというのが私の認識でございます。
○和田静夫君 これはおいおい煮詰めますから、そのうちに方法考えますが、そこで関連してお尋ねをしますが、銀行法の改正問題で経理の公開が大きなポイントになっていますし、先ほどもお尋ねしましたように、リテールバンキングというテーマも話題になるような時代であります。